60歳以上の世帯主は、前回調査に比べ10・7ポイント増の50・1%。60歳代が31・1%、70歳代以上が18・9%だった。「永住するつもり」との回答は、2・5ポイント増の52・4%。
平成25年度マンション総合調査結果 by 国交省
永住意識については、1980年度には約6割が「いずれは住み替えるつもり」と回答していたが、今回調査では17・6%まで低下。一方「管理組合運営における将来への不安」(複数回答)については、「区分所有者の高齢化」が57・0%と最も多かった。
大規模災害への対応について管理組合に尋ねたところ、「定期的な防災訓練」「防災用品を準備」など、具体的な取り組みが増えている。しかし、旧耐震基準に基づき建てられたマンションの管理組合のうち、耐震診断を行ったのは33・2%にとどまっていた。診断の結果、32・6%が「耐震性がないと判断された」としており、診断の実施と耐震改修が課題となっている。
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